地元の名物

中条地域は、善光寺平の西方に位置する四方を山々で囲まれた山間地域で、「西山地域」と呼ばれています。傾斜地で稲作を行いにくかったため古くから麦や豆を作っており、それが引き継がれ今でも名物となっています。

地元の名物

中条地域は、善光寺平の西方に位置する四方を山々で囲まれた山間地域で、「西山地域」と呼ばれています。傾斜地で稲作を行いにくかったため古くから麦や豆を作っており、それが引き継がれ今でも名物となっています。

西山大豆

地域で栽培されている大豆は10種類以上ありますが、なかでも「黄大豆」「青大豆」「鞍掛(くらかけ)大豆」「黒豆大豆」の4種類を西山大豆と呼んでいます。西山地域の水はけの良い粘土質の土壌で栽培され、豆腐・味噌・しょうゆ豆などにも加工・販売されています。

おやき

信州西山地方では急峻な地形や寒冷な気候ゆえに米の栽培に適しませんでした。したがって、米の代わりに小麦を原料とした独自の食文化が培われてきました。

           

淡竹(はちく)

その昔に西山地区では、山間部の傾斜地の地滑りが強くなる淡竹を畑の周辺に植えて、土留めとしていました。現在も里山に自生しており、地域の名物となっています。アクも少なくシャキシャキとした食感は、炒めても煮物でも美味しいです。